1月5日。仕事始めの日に──Netflixで確認する「今日は、こなせばいい」
🌅 はじめに──1月5日は「ちゃんとしなくていい日」
1月5日。
仕事始め。
目覚ましは鳴り、
電車は混み、
メールは一気に増える。
頭では分かっている。
「今日から通常運転だ」ということを。
でも体は、まだ正月の時間にいる。
反応が一拍遅く、集中も続かない。
1月5日は、
気合を入れる日じゃない。
感情を立て直す日でもない。
今日はただ、
一日を“こなす”ことが正解だ。
🎬 1/5 本日のオススメ|The Intern
今日の1本は、Netflix映画『The Intern』。
70歳でインターンとして働き始めた男と、
忙しさに追われるCEOの女性。
この映画には、
人生を変える決断も、
胸を打つ名演説もない。
あるのは、
仕事を“淡々と続ける姿”だけだ。
✅ 黒川式・1月5日の視聴姿勢
帰宅後、着替えもそこそこに流す。
スマホを触りながらでいい。
この映画は「集中」より「同じ部屋にいる感覚」がちょうどいい。
🧑💼 この映画が描くのは「うまくやる人」じゃない
『The Intern』の主人公ベンは、
決して有能アピールをしない。
出しゃばらない。
成果を誇らない。
自分の価値を、言葉で証明しようとしない。
ただ、
毎日、同じ時間に出社し、
頼まれたことを、きちんとこなす。
1月5日に必要なのは、
この姿勢だと思う。
張り切らなくていい。
目立たなくていい。
今日は、職場に“戻れた”だけで十分だ。
🧠 仕事始めの日は「考えない能力」がいちばん役に立つ
1月5日は、
考えれば考えるほど、しんどくなる日だ。
今年の目標。
この仕事を続ける意味。
自分は成長しているのか。
どれも大事だけど、
今日じゃなくていい。
『The Intern』のベンは、
考えすぎない。
今やることをやる。
余計な自己評価をしない。
感情を整理しようともしない。
仕事始めの日に必要なのは、
深い思考じゃなく、浅い集中だ。
🕰 仕事始め当日は「評価」を気にしない
仕事始めの日は、
無意識に自分を測ってしまう。
去年より成長しているか。
役に立っているか。
ちゃんと社会人に戻れているか。
でも『The Intern』は、
評価という物差しを、そっと脇に置く。
評価される前に、
“そこに居続けること”を大事にする。
1月5日は、
それでいい。
👔 この映画が「理想の働き方」を語らない理由
『The Intern』は、
働き方改革の映画じゃない。
効率化もしない。
夢中になれる仕事も提示しない。
ただ、
「働く」という行為を、
生活の一部として描く。
ベンは、
仕事に意味を求めない。
でも、雑にもしない。
その距離感が、
仕事始め当日の心に、ちょうどいい。
愛せなくてもいい。
嫌いきらなくてもいい。
それくらいの温度で、
今日は十分だ。
🪑 仕事とは「意味」より「姿勢」で始まる
仕事に意味を見出すのは、
もう少し先でいい。
1月5日に必要なのは、
やりがいでも、目標でもない。
椅子に座る。
画面を開く。
今日やることを、ひとつずつ消す。
『The Intern』は、
仕事をそういう“身体の動き”として描く。
だから、観ていて疲れない。
🌤 前向きになれなくても、仕事はできる
よく誤解されるけれど、
前向きじゃないと働けないわけじゃない。
やる気がなくても、
気分が沈んでいても、
仕事は、案外できてしまう。
『The Intern』の世界では、
誰も無理にポジティブにならない。
それでも日常は、ちゃんと回る。
1月5日は、
その事実を思い出すだけでいい。
🧭 今日を「こなせた」なら、それで合格
1月5日に、
成果は要らない。
「去年より成長した自分」も、
「今年の理想像」も、
今日は出さなくていい。
出社した。
一日を終えた。
帰ってきた。
それだけで、今日は合格だ。
『The Intern』は、
その合格ラインを、とても低く設定してくれる。
🌙 1月5日は「今日を終えた人」がいちばん強い
SNSでは、
もう前を向いた言葉が流れている。
「今年は勝負の年」
「最高のスタート」
でも現実の1月5日は、
もっと静かで、もっと地味だ。
『The Intern』が肯定するのは、
その地味さだ。
今日を終えた。
明日の準備をしている。
それだけで、
今日のあなたは十分に強い。
1月5日は、立て直す日じゃない。
ただ、仕事という日常に「触り直す日」だ。
『The Intern』は、
ちゃんとしなくても、社会に戻っていいと教えてくれる。
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🌱 まとめ──仕事始めの日の正解
1月5日の正解は、
驚くほど小さい。
今日を、こなした。
それだけでいい。
『The Intern』は、
人生を変える映画じゃない。
でも、
「日常に戻る一歩目」を、
とても優しくしてくれる。
── 黒川 煌
📚 補足・免責
※配信状況は地域・時期により変更される場合があります。
※本記事はNetflix配信作品をもとに、映像批評家・黒川 煌の視点で構成しています。



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